ビル管理の内容を常にチェックしていますか?
無駄な業務や不要な修繕でコストが逆に膨らんでいませんか?
適正な計画に基づき、リスクを抑えた管理をしましょう!
お客様の保有するビルは、正しい基準のもとで管理・運営できていますか? 老朽化したビルの管理に求められるのは、本当に必要な業務や修繕は何かを見極める視点です。ビルの状態を正確に把握した上で、予防措置と優先順位をしっかりつけた計画を実施していくことが重要となります。時代が移行するのに伴い、守るべき法例や基準にも変化が生じている場合もあります。あらゆる状況を加味した上で、私たちは「本当に必要な業務と修繕」をご提案いたします。
問題が起きてからの対応は、コストが割高に!
建物や設備の修繕は、ほとんどの場合、不具合が生じてからの対処になりがちです。しかし事前に建物の弱点を見つけることができれば、予防措置を取ることができ、結果的に修繕にかかるコストを適正に抑えることが可能となります。技術者視点で建物の状態を総合的に判断した上で、そのビルに最適な修繕計画をご提案いたします。
建物管理の改善ポイント例
定期点検
定期的に建物全体を点検することで問題を未然に防ぐことができます。
注意・改善ポイント
- ▼目視点検
- 巡回しながら建物を目視することで、壁のわれや防水の切れ、その他建物全体の問題点を早期発見できます。
- ▼建物内の状況把握
- 管理会社や賃貸管理者(不動産屋)を使い、建物の内部、テナント、各部屋の状況を把握することは予防につながります。
法定検査
最新の法令をご存知ですか? 遵守して建物と人の命を守りましょう!
注意・改善ポイント
- ▼消防点検の実施
- 消防法は年々厳しくなっており、建物の大きさによって法定点検が義務付けられています。建物の生命線でもあり、火報設備や各部屋の点検が行なわれている必要があります。火災事故が社会問題となった今、非常階段の避難経路の確保は重要です。
- ▼特定建築物定期調査、建築設備定期検査
- 検査をすることで、建物や設備の劣化チェックにもなります。さらに早めの修繕はコスト削減に繋がります。
- ▼昇降機法定検査
- エレベーターについては建築基準法等の関係法によって定期検査が義務付けられています。思わぬ事故に備えて必ず検査が必要です。
設備管理の改善ポイント例
給排水設備
予想を超える汚れが付着している場合があります。
ライフラインを維持するためにも、問題は未然に防ぎましょう!
注意・改善ポイント
- ▼水槽使用の従来給水方法を、直結・増圧ポンプへの切り替える
- 水槽の老朽化に伴い、水道本管からの直結や増圧ポンプにするケースが多くなっています。衛生面でも有効です。
- ▼排水管の点検・清掃を行う
- 油脂を多量に使う厨房の配水管は年2~3回の清掃が必要です。横引配管が長い所は特に油脂の付着が多く、流しの詰まり、グリストラップの清掃、トイレの尿石除去など日常の点検が必要です。管の詰まりを未然に防ぐことができずに問題が起きると、修繕費用が増大してしまいます。
空調設備
空調設備の合理化は、電気代等経費の削減に直結します。
注意・改善ポイント
- ▼エアコンの定期的な清掃
- 熱効率改善、省電力、機械の傷みを防ぐため、室外機、室内機は年1回の整備が必要です。フィルターも定期的な清掃が必要です。
- ▼換気ファンの定期的な清掃
- 換気のファンはシロッコの羽が詰まって排気能力が落ちます。年1回の分解清掃をお勧めします。