突然の停電。
ブレーカーをあげるだけで、済ませていませんか?

電気製品を一度にたくさん使い、契約アンペアをこえてしまうと、アンペアブレーカーが切れる(落ちる)ことがあります。この場合は使用製品を減らし、アンペアブレーカーのつまみを上げることで解消します。
しかし、建物自体の老朽化、湿気や結露、雨水侵入などによる漏電が原因の場合、そのまま使うと大変危険です。感電や火災などの2次災害を引き起こす事もありますので注意が必要です。漏電の根本原因の調査と修繕工事が必要となります。
対処方法
- 管理会社(オーナー)に連絡をして、電力会社への調査依頼をする。
- 緊急対応業者で復旧を行なう。
- 翌日以降管理会社(オーナー)と相談し、専門業者に原因調査してもらう。
- 修繕工事を行なう
電気設備の定期点検について
ビルやマンションの電気関連の設備は正常な機能と機器の寿命を維持していくために定期的な診断と劣化の早期発見が欠かせません。
また、技術は目まぐるしく進歩しています。時代に合わせて様々な機能、新しい規格に更新していくのも今後必要となっていく事でしょう。
- 頻繁にブレーカーが切れるのですが…
- 原因は1つではないので、まずはブレーカーの切れる箇所を確認し、原因を探りましょう。アンペアブレーカーの場合は同時に使う電力が大きすぎる場合、使う電気を減らすか契約アンペアを上げる必要があります。漏電ブレーカーが落ちている場合は、どこかで漏電している可能性があるので早急に業者に連絡して修理してもらう事をお勧めします。
- ブレーカーの修理は、自分でも可能ですか?
- ブレーカーの修理を行う際には専門の知識が必要となります。火災などの2次災害を引き起こしてしまう可能性もあるため、専門知識を持っている業者に修理を依頼する必要があります。
今後の重要ポイントは電力経費のコストダウン
具体的改善対策
- 契約電力の見直し ⇒ 契約電力の適正化と電力の自由化選定
- 消費電力の節減 ⇒ 設備の劣化で電力のロスが発生しているか
- LED化、その他エコ対策 ⇒ 自然エネルギーの活用と消耗品経費の削減